3ヵ月で公務員試験を合格する方法

2月から公務員試験の勉強を1から始め、計4つの採用試験に合格した筆者が行った筆記、面接対策を紹介します。

法律科目の効率の良い勉強法~憲法・民法・行政法~

 


こんにちは、こむぎです!

今回は、公務員試験の醍醐味である法律科目に関する、

私の勉強法を紹介します。

タイトルにある通り私の勉強期間は3ヵ月ほどしかなかったので、量の膨大な法律科目をマスターするためには要領よく勉強する必要がありました。

しかし、法律科目は公務員試験では必須科目であり欠かせないものだったので

捨てている分野はひとつもありませんでした。

この記事では、いかに膨大な量を効率よく短期間で覚えるかのコツをお教えします!

 

法律科目の特徴

ここで一度、法律科目はどのように出題されるか、実際過去問を見てみましょう。

 

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https://www.jinji.go.jp/saiyo/siken/mondairei/mondairei_15.html

人事院 試験問題例より抜粋)

 

こちらは、国家一般職の憲法の例題です。

このように、法律科目の問題の特徴は

  • 文章がとにかく長い

というところです。

過去問や演習をしている最中に、これらの文章をすべて読んでいては時間の無駄です。

そこで、私が実践していた勉強法はキーワード暗記法でした。

 

キーワードだけを見て正解を見抜け!

上記の例題に当てはめると、

 

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 問題をパッと見て、私は黄色いマーカーで引いた箇所のみしか見ません。

そのうえで、キーワードの組み合わせで正否を判断します。

ア:居住・移転の自由→人身の自由を有する

イ:海外に移住する自由→制限あり

ウ:酒税法の許可制→健康の目的→違反しない

エ:財産権→公法的権利あり

オ:公共のために用いる→私財は含まない

問題を非常に簡潔にまとめると、このようになります。

 

ウは、酒造法を許可制(免許制)にすることは違反かどうかの裁判に関する判例を問うています。

現在酒造は免許制になっていることからも違反しないことは自明です。

しかし、序論と結末だけ見たら合っているように見えますが、酒造法は酒税の徴収という国の財政目的のために許可制にしているので、過程が違うことでこの選択肢は間違いとなります。

パッと見、すごく正解に近い選択肢に見えますが、判例によっては過程でひっかけてくるものがあるので判別に気を付けるようにしましょう。

 

エは、財産権=公共の福祉の制限を受けると繋げておけば間違いと一発で分かります。

 

オは、公共のために用いる=私財も含みうると繋げておけば同様に間違いと分かります。

 

アは移住の自由=人身の自由を有すること、イは海外移住の自由=公共の福祉の制限を受けること

というキーワードを繋げて覚えることで正解であると判断します。

 

このように、問題をパッと見て、問題の中にあるキーワードに着目し

イコールで結ぶものは正解、合わないものは不正解と考えると

長い文章を読む手間が一気に省けます。

 

しかし、当問題のウのようにキーワードは2つではなく3つ以上であることもあるので、それは判例ごとに覚えていきましょう。

法律科目の問題は、判例から出題され毎回出題傾向は同じです。

つまり、1度解けば同じような解き方ができるため、キーワードの組み合わせさえ覚えておけば一発で解けるものが多いです。

特に判例からの出題が多い憲法行政法ではこの技が使えます。

 

キーワード暗記法の使い方

とはいうものの、どのキーワードを選んで覚えればいいのかわからない!と最初はわかりません。

どんな問題でも最初は全文を読む必要があります。

そして、答え合わせの段階で主題と結論を必ず覚えましょう

憲法行政法では主題が違法(違憲)なものかどうかで解ける問題も多いので、素早く低要領で覚えていきましょう。

そして中には過程でひっかける問題もあるので、その場合は過程もしっかりキーワードに入れましょう。

 

キーワード暗記法は効率はいいですが、キーワードだけで覚えてしまうと脳に定着しづらいというデメリットがあります。

そこで、第一のインプットである授業でストーリーやメカニズムを理解しておきましょう。

それでただのインプットは、質の高いインプットに変わります。

そうすることで、キーワードがただの言葉ではなく意味を持った言葉として脳が処理することができます。

上記の酒造法の例をとると、まず第一のインプットの段階で酒造法は国が貴重な税収源である酒税の確保場所とするための許可制であることを理解しておく必要があります。

そのような辻褄が脳内で合っていれば、単純に酒造法→財政目的→違憲でないと覚えるよりもすんなりと頭に入ってきますよね。

よって、この暗記法を活かすためには、

第一のインプットをしっかりと理解しておく→キーワードを見ただけで事情を理解できるようにする

という過程が重要なわけです。

問題数が多く一問あたりが長い法律科目ではこの方法が非常に活きてきます。

是非効率よく勉強していきましょう。

 

以上が、非常にざっくりですが私が法律科目を勉強する際に注意した点になります。

いずれにしても、最初のインプットは大事です。

なので私は授業などで質の高い理解を得てその後独学で演習をすることを強くお勧めします。

公務員の給料って?~給料明細大公開~

こんにちは、こむぎです!

今日は、公務員って実際いくら貰ってるの?という疑問に答えていきます。

私は2年弱しか働いていないので、長期的なキャリアプランをお伝えすることはできませんが、、

初任給昇給の仕方ボーナスについてわかりやすく解説していきます!

 

初任給はいくら?

公務員の給料は俸給表で定められています。

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公務員俸給表

https://www.jinji.go.jp/kankoku/h21/pdf/21houkyuhyou.pdfより

 

大卒程度区分で入った人で前職なしの方は、1級25号俸スタートになります。

上記の表の1級25号俸の欄を見ると、172,200円となっており、こちらが基本給になります。

プラスして、地域手当や一人暮らしなら住宅手当がつき、私の場合は2つ合わせて4万ほど貰っていました。

そこから税金もろもろが引かれるわけですが、手取りとしてもらっていた初任給の額は

約19万円でした。

公務員は働き始めは給料は少ないイメージでしたが、実際そこまで薄給と感じたことはありません。

もし私が一人暮らしをしていないとなると、手取りは17万ほどになります。

さらに朗報です。

公務員の給料支払い日は16日なのですが、4月に入社し4月16日に初めての給料日を迎えたとしても、

満額の約19万がもらえるんです!!

日割りで減額されることもないので、単に半月得した計算になります!かなりうれしいポイントですね!

 

公務員が貰えるいろいろな手当①住宅手当

民間の賃貸住宅に一人暮らしをしている場合に貰える手当です。

金額は以下の計算式によって決まります。

 

(家賃の金額 − 25000円)×1/2 + 12000円

 

簡単なイメージでいうと、

4万の家賃に住んでいると自己負担額は約1~2万円

6万の家賃に住んでいると自己負担額は約2.5~3万円

というような感じです。

また、公務員というのは各地に宿舎という公務員専用のアパートがあり、そこに住むともっと安価に住むことができます。

場所や建物の新しさなどにもよりますが、1人暮らし用ならなんと1万以下で住むことができます!!

しかし、

  • 周りに上司や同僚が住んでいる
  • 住宅がぼろい
  • 光熱費の徴収などを担当になったらやらなければならない

などのデメリットもあるため、私は住む気にはなれませんでした。

なんといっても建物が古すぎます、、コンロも少なくユニットバス(ただ部屋自体は広め)など不便は多々。

それなら、1.2万ほど多く払って自分の好きな場所や家に住んだ方がいいと思って私はずっと賃貸の家に暮らしていました。

しかし、私の友人は月8000円で宿舎に住んでいたので、その安さはかなり魅力ですね、、

 

公務員が貰えるいろいろな手当②地域手当

住んでいる場所に応じてもらえる手当です。都会に住んでいるほど高くなると考えていいと思います。

マックスで東京の23区内だと基本給の20%なので、初任給だと約3.4万円ほどが貰える計算になります。

異動がない限りは、基本給プラス地域手当をまとめたものが基本給と考えていいでしょう。

 

公務員が貰えるいろいろな手当③超過勤務手当

いわゆる残業代です。少なくとも、私が働いていたところではきっちり残業代は払われていました

しかしそもそも残業自体が少ない部署だったので、超勤手当てがついたことは少なかったですが。

超過勤務をした場合は、1時間当たり25%増しで払われます。

いわゆるお役所仕事をしている業種であれば、残業は多いと思います。

その分給料は他に比べ多いとも聞きます。

なので、残業代はしっかり満額払われているということですね。そこは安心してもいいと思います。(?)

 

公務員が貰えるいろいろな手当④祝日手当

公務員でも、役所のような仕事ばかりではありません。そのような職種である場合は、祝日も出勤しなければいけません。

その代わりに、祝日に出勤すると1時間当たり35%増しで給料が支払われます。

1日の出勤時間が約8時間であれば、だいたい1万円超貰うことができます。

なので、ゴールデンウイークや年末年始を挟む給料の場合かなり通常より高めにもらえるということになります。

去年のゴールデンウイークのように10連休なんかがあれば相当儲かりますね。

その代わり、祝日はありません。

ゴールデンウイークも、年末年始休みもありません。

夏季休暇が貰えるだけです。

 

公務員が貰えるいろいろな手当⑤夜勤手当

公務員にも夜勤は存在します。

夜勤にあたるのは22:00~24:00と0:00~6:00に実際働いた場合です。

1時間あたりに25%増で給料が出ます。

1月当たりそこまで多いわけではないので、夜勤手当でもらえる額はそれほど期待できません。

 

他にも配偶者手当や寒冷地手当などもありますが、とりあえず採用後すぐもらえるような手当はこのくらいでしょうか。

いろいろ手当てがつくと少なく見える基本給も実際手取りでは多かったりします。

 

ボーナスはいくら?

 公務員は6月30日と12月10日にそれぞれボーナスがもらえます。

ボーナスとは、期末手当勤勉手当という形で支払われます。

簡単に言うと、期末手当は一定の金額が貰えるのに対し、勤勉手当は人事評価でいい成績を取ると上がることができます。

  • 期末手当:基本給+地域手当×1.3
  • 勤勉手当:基本給+地域手当×0.92 (成績優秀者の場合この倍率が1.03~1.15)

この2つを合算してもらえるので、大体の場合40万円前後になります。

人事評価が高ければ2~4万円普通より多くなります。

私が働いていた職場では、若手の中でも数人はA評価(ボーナスが増える評価)を貰えていたので、決して不可能ではないです。これは職場や上司によるところが大きいですね、、

民間企業のボーナスに比べると見劣りするかもしれないですが、安定して40万程度が半年に1回貰えるというのはかなり嬉しいところ。

4月入社の場合は、1~6月分の査定の6月ボーナスのうち3ヵ月分不在ということになるので最初のボーナスはだいたい10万円程度がもらえます。

 

昇給はいつ?どのくらい増える?

最後に昇給についてお話します。

公務員はたいてい1年ごとに4号俸上がります。

だいたい8000円ぐらいが毎年基本給としてプラスされる感じです。

しかし、能力評価という人事評価で好成績をおさめると、これが5.6号俸ほどあがります。

能力評価は9月に毎年1回行われる評価体制ですが、ボーナスの時に上がる人事評価とはまた別もの。

こちらの能力評価の方が上がりにくく、号俸が上がる人は少ないです。

しかし実際に能力評価で高評価をとり、号俸が上がった友人も何名か知っているので、決してないわけではありません。

勤務態度次第あるいは上司に気に入られるか次第ですね。。

 

以上で、公務員の給料についてお話ししました。

基本給を見ると少ない!!と思うかもしれませんが、実際の公務員たちはこれ以上に貰っている人が大半です。

理由は、

  • 残業をたくさんしているから
  • 祝日に出勤して祝日手当をもらっているから

ということですね。

前向きな理由ではありませんが、それは民間企業でもどこでも同じような状況であり受け入れるしかないところかもしれません。

  • 残業を多くする役所仕事=祝日があり1年を通して多く休める
  • 祝日出勤する仕事=定時であがりやすいが1年を通して祝日が夏季休暇しかない

このようなイメージです。

どちらがいいか、ご自身のライフスタイルに合わせて就職活動に役立ててみてください。

公務員試験で捨てるべき科目

こんにちは!こむぎです!

たった3ヵ月しか勉強期間のなかった私は、人より多く捨てる科目を選んだと思います。

以下では、何を捨て何を勉強するべきかを書いていきます。

 

 

捨てるべき科目

教養科目

教養科目には捨てるべきものが大量にあります。(笑)

むしろすべて勉強し頭に入るには範囲が膨大すぎます。

人には文系、理系や自分の向き不向きがありますので、自分の勉強にあっていないと感じるものは捨てましょう。

特に、高校時代に習っていない科目は捨てるべきです。

 

私が実際に捨てた科目一覧はこちら:

  • 物理
  • 化学
  • 地学
  • 日本史

 

私は圧倒的に文系であり、今から習ったことのない理系科目を勉強したり選択していない日本史を選ぶのはさすがに時間の無駄だと判断。

日本史と世界史はどっちもとっている人はいないと思いますのでどっちかは捨てましょう

しかし、地理と思想だけは私は学生時代にとっていないにも関わらず得点源として勉強しました。理由はのちほど。

*現代文と英文は捨ててはいませんが、全く勉強していません。

内容的に、そこまで時間をかけて勉強するところでもありませんが試験の得点源になるくらいにはしておきたいですね。

 

まとめると、学生時代に触れてない人文科学・自然科学は捨てるべきです。

 

専門科目

私が捨てた専門科目一覧はこちら:

 

専門科目を選ぶ基準は、国家一般職で何を選択するか?でした。

8科目を選ぶ必要がありますが、憲法行政法民法・経済学はどの試験種にもあるので外せません。

これですでに6科目です。私はあと2つは英語にしました。

英語が多少できるなら、基礎分野の英語はおすすめします。一般分野の英語もかなり難しいわけではないので一度解けるか見てみるのもいいかも。

以上で6科目なので、あとはすべて捨てました。

しかしこれでは特別区の選択問題数には少し足りません。

財政学は範囲も広くなく、問題傾向も毎年にているため捨ててはないものの、浅く勉強したという感じで選択しました。

あとはすこーしだけ触れるだけ触れた政治学を選択。

しかしすべて勘でした。(笑)

また、地方上級試験でも専門科目は不足しました。

しかし、地上の専門科目は一般常識でとけるものも多くあります。

それに頼りながらでなんとか数を満たしました。

 

これだけ科目数を削れば、勉強時間も増えますし残りの科目に集中して勉強を充てることができました。

特別区は専門の比重が少なく論文が重要になってくるので、私のような選択の仕方でなんとかなったんだと思います。

 

勉強をおすすめする科目

教養科目

  • 数的処理
  • 地理
  • 思想

 

文系であれ理系であれ、勉強と得点の効率がいいのは以上の3つであるかと思います。

そもそも数的処理は配点が大きすぎるので捨てるという選択肢はありません。

まあ私は空間把握が苦手であったため捨て気味でしたが、、

おすすめは地理と思想。

この二つはキーワード暗記ゲーなのです。

例:ソクラテス無知の知

など、2つのキーワードを暗記するだけで得点が取れるという脳のキャパにやさしい科目になっています。

その分インプットが難しいと思うかもしれませんが、そこで数をこなします。

これらの科目のいいところはインプットに時間を要しないことです。

数をこなしたところで1時間もかからないです。

なにかと敬遠されがちな思想という科目ですが、効率の良さはピカイチ。

自分には合わない!と感じない人であれば、勉強する価値はあるかと。

 

専門科目

 

専門科目は内容が難しいため、深く勉強しなければいけません。

しかし、財政学以外の5つの科目は捨てるという選択肢はないと思います。

どうしても民法ができない、という人でも、時間がない中であれば選択しないという手はありません。

プラスひとつでおすすめするのが、財政学

財政学は範囲が非常に少ないです。問題傾向も基本的に同じで解きやすいです。

しかも、教養科目の社会科学に通じるところがあります

私も結果的に国家一般職の試験以外では財政学を使うことになったので、

やはりこちらは必須ともいえる科目です。

 

 

いかがでしたでしょうか。

こんなに捨て科目を作っている私でさえ、1次試験を突破することができました。

専門科目がカギとなるのは私の場合国家一般職しかなかったので、労働法や刑法などのみんなが受けているような科目も選択しなくて済む計算でここまで減らすことができました。

短期間で合格するには、捨て科目を増やすしかありません。

その代わり、ほかで点数が取れるように狭く深く勉強していきましょう。

また、論文は勉強時間が少ないわりに配点率がいいので仮に論文の割合が少ない自治体の場合でも、時間がない人には論文対策はおすすめです。

 

論文に関する記事はまた後日記載します。

たった3ヵ月で受かった私の実際の勉強スケジュール

こんにちは!こむぎです!

ブログのタイトルにもある通り、私は3ヵ月の勉強期間すべての採用試験を突破しました。

TACの講師の方も合格は非常に難しいと怪訝な顔をしていましたが、実際予定していた試験種を変更することもなく合格。

その理由は、

  • 効率をとにかく重視
  • 捨てる科目は徹底的に捨てる
  • 必要最低限の科目のみを受講

以上につきます。効率の良い勉強法やどの科目を捨てたのか?などは別の記事にアップする予定です。

 

今回は、実際に勉強を始めた2月から初めての試験のあった5月までどのようなスケジュールであったのかを紹介します。

 

 

 

2月1日~3月20日ごろまで

TAC速習コースにてWeb授業を受講。1.5倍速~1.7倍速で聴き時短。

一日6コマ程度を目標に受講。

9:00~12:00 授業3コマ聴講

13:30~16:00 授業3コマ聴講

18:00~21:00(22:00) 受けた授業の問題集等に触れアウトプット

 

→知識を頭に定着するためには、質の高いインプットが重要になります。

そのため、独学で参考書を使うよりも予備校などの授業を受講する方が結果的に時短に繋がります。

1日あたりの勉強時間でいうと、およそ9時間あるいは10時間でした。

それほど多くは感じないですよね。

さらに、この時点でのインプットの頭の中の定着度は50%にも満たなかったと思います。

3月の初めにあった特別区の模擬試験はもちろんE判定で結果もさんざんでした。

 

しかし、講師によるわかりやすいインプットを受けているため2回目以降に問題演習でインプットを行った際は1回目よりも効果的に頭に入りました。

 

授業を取捨選択しながら受講すると、なんとか3月20日までにはすべて授業を聞くことができました。

受けた授業は具体的に、

憲法民法行政法、ミクロ・マクロ経済学、財政学、政治学、数的処理、自然科学(生物パートのみ)、人文科学(世界史、地理、思想パートのみ)

 

という感じです。かなり捨ててますね。(笑)

 

3月20日から4月20日ごろまで

一通りのインプットを授業で終えた後は、問題集を使ったアウトプットを行いました。

使ったものはTAC生に配られるV問題集です。

これはTACが本科生に向けて販売しているもので、一般販売は取り扱っていないようです。

授業の単元ごとに問題が作られているため、全範囲を集中的に取り組むことができます。

この1か月はひたすらV問題集を解く期間でした。

1日の例

9:00~12:00 民法の問題演習(抵当権と時効)

13:00~16:00 数的処理の問題演習(判断推理と資料解釈)

18:00~21:00 人文科学全般の問題演習(世界史と思想)

 

こんな感じで、私のおすすめは1日の間に数的処理やミクロ・マクロ経済学を挟むことです。

暗記系の科目と計算系の科目では使う脳が違うのでリフレッシュになり集中力も持続しやすいです。

民法の途中に嫌になったら数的処理の問題を一問やる!とかそんな感じでもいいでしょうね。

 

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市販されている問題集だったら、上記のようなものでも代用可能だと思います。

第一段階目のインプット(授業を受けた時点)が質が高ければ、

次の問題集を解くときに再度行われる自分のインプットはどのような形であれ有効なものになります。

なので、問題集を使った演習は自分で買ったもので支障ありません。

わからなければ授業を再度受講するなどして、インプットの質を高め脳に定着させていきましょう。

 

4月20日から5月初旬まで

5月の初旬には特別区の本試験があったので、約10日~2週間前から特別区の過去問題集をひたすらにやりました。

過去問に触れるときは必ず最初に時間をはかり、本番の時間配分をどうするかを意識します。

問題を解き終わって自己採点した後は間違った問題だけチェックし、後日に解けるようにします。

過去問のやり方は以下の記事で紹介しています。

 

koumuin-3month.hatenablog.com

 

1日の例

10:00~12:00 専門科目の過去問を時間を計測し実践、自己採点

14:00~15:00 間違えた箇所の復習

15:00~16:30 教養科目の過去問を時間を計測し実践、自己採点

17:00~18:00 間違えた箇所の復習

20:00~22:00 苦手だと感じた場所や今回ミスの多かった単元を問題集で解く

 

4月中はこんな感じで進めていました。

これにたまに論文を書く練習をしたりしていましたが、2.3回しかやっていません。

書き方や対策は、また後日記事にします。

 

特別区試験の2.3日前

直前になると、もうはじめて解く過去問もなくなっていたのでひたすらマーカーをつけた間違えた箇所の演習を行いました。

もう1日中それで大丈夫だと思います。

私は過去に間違えなかったところも不安になってもう一度解いてみたりしましたが、結局問題なく解けることがほとんどだったのでする必要はないと思います。

あとは、論文のネタ収集でしょうか。

特別区は論文の配点が高かったので念入りに行いました。

5月10日ごろから6月15日ごろまで

特別区が終わったあとの試験予定は、次は国家一般職でした。

そのあとに地方上級、大学職員試験と続きましたがこの2つは特別区と国家一般職の勉強さえしていれば受かるので特に対策をする必要はありません。

国家一般職は傾斜的に専門科目の重要性が高いので、私は選択予定だった

憲法民法行政法・ミクロマクロ経済学をひたすら演習しました。

ほかに英語も選択予定でしたが私は大学の専門が英語であったため特に対策の必要はありませんでした。

 

5月中は問題集による演習中心。

苦手単元を徹底的につぶすことに専念しました。

6月に入ったら、時間を計測して過去問を行います。

しかし、時間を計測するのは教養科目だけで大丈夫です。

国家一般職の専門科目は3時間もあり、時間に追われることはまずありません。

要領としては特別区の過去問演習時と同様です。

 

6月2週目あたりからは、正直かなりだれていたので勉強が身になっていた気が全くしません。(笑)

大学受験の時もそうでしたが直前というのはなぜかやる気がなくなってしまうんですよね、、

やらないよりはやったほうが確実にいいので、やる気が起こらないときは論文の対策に切り替えてみたり普段と違う脳の使い方をするとよいかも。

 

そんなこんなで、6月3週目の国家一般職の試験の直前は一日3時間も勉強していなかったような、、

しかし結果的に教養18、専門30くらいの点数で傾斜的にも余裕をって一次を突破できるくらいにはなりました。

 

翌週の地方上級、翌々週の大学職員の試験は全く試験勉強をせず面接対策に切り替えていたので割愛します。

特別区や裁判所、国家一般職を併願している人ならかなり簡単な試験内容なのでさほど対策しなくても大丈夫なはずです。

地方用の論文対策だけしておきましょう。

 

 

以上が私の3ヵ月にわたる公務員試験勉強のすべてです。

意外と勉強時間は少なく、多い日でも1日10時間とかそこらでした。

平均1日7.8時間だったと思います。

なのにすべての試験種に合格できたのは、

  • 授業という質の高いインプットを最初にしていたから
  • 演習は間違えたところを分かりやすく印づけ、のちに必ず復習し苦手を減らせたから
  • できるだけ多くの過去問を買い解いたから

以上があげられると思います。

とにかく効率化!これにつきます。

時間のない中での勉強となる場合は、無駄を減らすことを常に意識しましょう。

 

あとから考えると、私の勉強法も無駄があったと思います。結局捨てることになる化学や物理は授業も聞く必要はなかったなと。

完全効率化を目指せば、2か月での合格も夢じゃないと思います。

以降の記事では、効率のいい勉強法を詳しく紹介していきます!

おすすめ公務員試験過去問題集~直前対策~

こんにちは!こむぎです!

 

今年度は採用日程の変更、ずれが発生していますね。。

 

国家系の試験や特別区などはかなり勉強期間が伸びていますが

 

面接対策との同時進行が難しいところだと思います。

 

しかし、状況は全員同じなので無理に焦ることはありません。頑張りましょう!

 

今回は、試験の直前の対策方法をお教えします!

 

 

 

直前にはひたすら演習!過去問を使え!

 

直前にやるべきことは演習ただひとつです。一つでも多くの過去問に触れましょう。

 

おすすめの過去問題集1:TAC本試験過去問題集

 

 

 

 

 

 

過去問題集で一番のおすすめはこのTACが出している各種5年分の過去問です。

 

おすすめ理由は以下の通り。

 

  • 回答、解説が取り外し式なので演習に最適
  • 解説がかなり詳しいので独学でもすぐに理解可能
  • 何度も繰り返し本番に近い演習できる

 

案外回答と解説が取り外し式になっている参考書は少ないです。

 

回答と解説が横並びになっている参考書では答えを手で隠しながらやったり、目に入って先に答えを見てしまったり何かと不便があります。

 

単純な理由ですがこれは意外と役に立つ構成です。

 

私の使い方としては、

 

1度目本番の時間に合わせ問題を解く(教養・専門は分けて行う)

    →答え合わせをし、間違えた問題を復習しその問題番号などに間違えたことがわかるようにマーカー等で印をつける

2度目マーカーで印をつけたところだけをもう一度解く

    →さらに間違えた問題があれば、別の色のマーカーで印をつける

3度目:マーカーで印があるものをもう一度解く。2度間違えたものは気を付けながら解く

4度目:2度以上間違えたものだけを解く

 

このように使っていました。

 

時間をはかるのは初回だけでいいと思います。なぜなら、

 

完全初見の問題でなければ時間は必然的に短縮されてしまうので最初以外は意味がないからです。

 

マーカーで印をつけた間違えたところは、解説部分の答えを導くキーワードにもマーカーで印をつけておくことで次解説を見るときに時間短縮になります。

 

この過去問では、解説が豊富である代わりに逆に読むのに時間がかかってしまうというデメリットもあるため、

 

一度読んだ解説には読まなくていいところと読むべきところを区別できるようにマーカー等を駆使しましょう。

 

この過去問の難点としては、問題数がそこまで多くないというところです。

 

全ての問題が解けるようになるくらいの気持ちで、深くやることをおすすめします。

 

 

おすすめの過去問題集2:合格の500シリーズ

 

 

 

 

有名なこちらですが、1つは購入することをおすすめします。

 

  • 問題数が圧倒的に多い
  • 通しの演習よりも個別の苦手対策に最適

 

なんといっても圧倒的な問題数の多さは実力試しに最適です。

 

しかし、量が多すぎるので、すべてをやるよりもパターン化している問題を完全に習得する方が効果的です。

 

こちらも同様に、間違えた問題をマーカーで印をつけ複数回取り組むのがよいでしょう。

 

しかし、この過去問は問題の横に回答解説がついているため通しの演習には向いていません。

 

個別に10分など時間を設けて演習を行うのがよいでしょう。

 

また、特別区と国家一般職の問題傾向は非常に似ています。

 

どちらか片方しか受けない場合でも両方購入して損はありません。

 

地方上級に関しては、問題の難易度が国家一般職や特別区に比べ少し劣るため、併願して受ける人はわざわざ地方上級用を買う必要はないと思います。

 

 

 

おすすめの過去問題集3:過去出版の合格の500シリーズ

 

Amazonなどのサイトをさかのぼれば、数年前の過去問も出てきます。

 

問題傾向が多少変わっているところもありますが、大半は変わっていませんのでさらに実力試しをしたい方にはこちらの過去問題集もおすすめです。

 

 

 

以上が試験直前におすすめする過去問題集です。重要なことをまとめると、

 

  • 1度目に時間を図って本番の時間配分をイメージする
  • 間違えたところはパターンを覚えて解けるようにする(どうしても無理なものは諦めてOK)

 

よく言われることですが、公務員試験は過去問と同パターンをしょっちゅう出してきます。

一つでも多くのパターンを記憶することで得点の機会がぐんとあがります!

過去問の購入は必須なので何度も練習しましょう。

公務員試験の面接は意外と堅くない!ラフにのぞむための面接対策

1次試験が一息つき、皆さん自己採点を終えそろそろ面接に向けて対策を始めている時期かと思います。

 

私は、全試験種合わせて計5つの異なる組織にて面接をしましたが、ほぼ全勝でした。(結果を聞く前に辞退した所もありましたが)

 

それは私が特別面接に向いている性格であったわけではありません。以前に民間企業にて就活していた時は何10回と落ちましたので、、

 

その反省を活かし、自分らしさを理解した上で面接に臨んだことが勝因だと思います。

 

何かと精神論になりがちな面接対策ですが、できるだけ論理的で簡潔な対策法を紹介していきます!!

 

 

 

面接対策としてやること

 

「後輩にしたい」と思わせる

全ての就職面接試験において通じる技です。

 

面接官も普段はただのいち職員。どんな若手と一緒に仕事がしたいと思いますか?

 

こいつと仕事がしたいこいつと同じ職場なら楽しそうと思わせるために私がしたことは、

 

面接中に面接官を笑わせるつもりでのぞむことです。

 

あくまで私のやり方で、もちろん人によって合う合わないはあるのでキャラじゃない!と思う人は

 

あなたのキャラを面接中に通してください。

 

私が思う後輩にしたいと思われる職員というのは、「明るく職場を活気付けてくれそうな人」でした。

 

公務員は実際お堅い人ばかりなのでは?と思う方は多いと思いますが

 

まっっっっったくそんなことはありません!!!

 

無駄にかしこまる必要はありません。むしろ公務員だからこそ、自分は真面目というよりおちゃらけているぞ!と

 

アピールする気持ちの方が他と差別化できるかも。

 

例えば、私は趣味を話す時はとびっきり楽しそうに話しました。

 

当時趣味の欄には「化粧品集め、筋トレ」と書いていましたが、

 

ある面接官に「相反する2つが書いてあるようにみえるけど、どっちが本当のあなたなんですか?」と聞かれました。

 

私は「確かに全く違う2つですね(笑)でも自分磨きっていう点では共通してると思います。より良い自分になれるのが楽しいので、両方が本当の私です!」

 

と答えた結果、「なるほど〜!」と面接官もすごく満足げ。

 

このやりとりが面接の最初にあり、この時点で私は勝ったと思いました。笑

 

上のやりとりでもお分かりだと思いますが、私は結構くだけた言葉で受け答えしていたように思います。本当にただの会話をしているような感じ。

 

答えている最中はめちゃくちゃに笑顔で。笑

 

「後輩にしたい」と思わせる最も簡単で有効な手段は愛嬌です。特に女子は。

 

あなたが普段友人と話す時の笑顔で、面接官とも話せば自然と愛嬌は出てくるはずです。

 

ありのままのあなたで「愛嬌のある後輩」感を出せれば、こいつをとりたい!と思わせることができるはず。

 

 

 

自分の武器をひとつ決め軸を作る

 

面接や就活でしょっちゅう聞く言葉、「軸」。

なんやねんと思いますが。

 

なぜ軸が重要かというと、自分をぶれずに一貫性を持たせることができるからです。

 

面接では相手に都合のいいことしか言わないようにするため、全体を通してみれば発言が支離滅裂になってしまいがちです。

 

軸とは、自分の中にある太い幹であり、そこから細い枝をたくさん張り巡らせるイメージです。

 

一見幹から離れ関係ないようにみえる細い枝でも、必ず幹に戻ることができれば一貫性があるということです。

 

私の場合、「国際業務に従事したい」ということが軸でした。

 

実際に海外派遣などができる仕事(国家系の職に多い)ではこの軸はそのまま使えますが、特別区のような区役所あるいは県庁、大学職員ではそういうわけにもいきません。

 

その場合、私は「英語教育に携わりたい」「観光業務を行いたい」などと派生させていました

 

何事も直接的な関わり方をするだけが仕事ではありません。

国民(あるいは県民、市民、区民)のサポートをすることにより自分も国際化の窓口となれている。間接的に世界を広げる一端を担えている。これも国際業務の一種であり、そこに携わることができるならばこんなに嬉しいことはない。

 

こんな風に答えていたような気がします。

 

どんな軸であっても、公務員というのは「きっかけを与える」「国民をサポートする」ことが多い仕事ですのでその橋渡し役になれることが嬉しい、というのはどの場面でも使えそうですね。

 

そして、必ずと言っていいほど聞かれるのが

 

「もし入社したとしても、その業務ができるか分からないが、その場合は耐えられるのか?」です。

 

私は「どんな仕事に当たったとしても人との関わり合いは必ずあるはず。そこでの価値観の交換や対応方法というのは自分がいつか国際業務に携われる時に必ず役に立つものなので、進んでやってみたい」というふうに答えていました。

 

これが1番無難であり被りがちな回答な気がしますが、減点はされない方法でしょう。

 

このように書いていますが、

 

しょーみ面接官はあなたがやりたいことなんてどーでもいいと思います。

あなたが職場で何をやろうが知ったこっちゃないんですから。

 

面接官が見ているのは、

受け答えが論理的であり矛盾点がないか

やりたくない仕事を任された時嫌な顔をしないか

 

など、あくまであなたのやりたいことよりもあなた自身の内面を見ていると考えられます。

 

志望動機ややりたいことなどは、特段の加点は難しい項目なので減点にならないようにだけ注意しておくべきですね。

 

 

 

想定問答を繰り返す

 

本番の面接で何を言われるか?事前に練習を積むことは当たり前ですが最も重要だと思います。

 

質問の仕方や詰め方などは、各自治体によって結構差があります。

しかし、毎年同じようなやり方を通して行っています。

 

そこで、TACでは過去のTAC生による面接の流れ、何を質問されたかなどを全て載せた対策本TAC生に配布しています。

www.tac-school.co.jp

 

TACではどのコースでも面接対策を含んでいますので、

登録さえすれば面接対策本は手に入ります。

 

しかし、面接のみの受講や資料の請求はできないのでご注意ください。

 

対策本には、なんとほぼ全国全自治体分の想定問答があります。

 

これは非常に役に立つました。大体の面接がここに載ってある通り行われ、

 

兵庫県庁が少し圧迫気味であったこともTACの本にて学習済であったため覚悟して行くことができました。

 

本来の自分を発揮できるかどうかは事前の心持ちに左右されるところでもあるので、

 

是非インターネットや予備校の対策本を見て予習をしておきましょう。

 

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個人的に、面接の対策本は「完全攻略法」などとうたってあるやつよりも

実際の流れや想定されることを書いた本がおすすめです。

 

これを言えば必ず受かる!なんてものは存在しないので

 

いかに自分を出せるかということを念頭に置いてください。

 

以上が私が思う最も注意しておくべき面接対策でした。

 

公務員だからといって真面目ぶる必要は決してありません。

自分が真面目だと思う人も無理する必要もありません。

 

実際にグループ面接をした時、他の受験生が堅い受け答えをしている中私はヘラヘラと柔らかめな回答を続けたことがありましたが、

それが結果的に功を奏し面接を突破したこともありました。

もちろん相性があるので、このような奴が苦手な面接官に当たれば落ちていたでしょうが。

 

基本的に明るく話しやすい人が好まれるのがどこの社会でもそうだと思います。公務員も例外ではありません。

 

自分は暗いしコミュ障だしそんな風にはできない、、と思う人!!

 

あなたは友達と話す時もそんな感じですか?

楽しい趣味を話す時も暗いままですか?

 

友達や家族などと話している時のあなたが1番「あなたらしい」あなただと思います。

面接ではその自分にそのままなれるように、近づけるように練習を通して工夫をすることが大事です。

自己紹介&公務員試験に至る経緯

こんにちは、こむぎと申します!

 

本ブログでは、201821日から公務員試験勉強を始め5特別区採用試験、6月の国家公務員一般職試験と地方上級試験、7月の大学職員採用試験全ての筆記試験に合格した経緯を全て記していきます!

 

初めての記事なので、軽く自己紹介させていただきます。

 

 

名前:こむぎ

 

生年月日:1995年生まれ

 

性別:女性

 

*以降にて自分語りに入ります。読まなくても結構です。笑

 

 

 

なぜ公務員を目指したのか?

 

2018年度の公務員試験を受験し201810月から公務員として働いていました。

 

2014年に大学に入学し、2018年に卒業するごく一般的な進路を辿るものの、

 

大学4年次に銀行員を目指し民間企業のみを対象に就活を行い全滅

 

周りの友達が全て内定を決めている中自分だけ進路が決まらず、かなりメンタルをやられました、、

 

人生に迷っていたところ、親に進められる形で公務員試験の存在を知ります。

 

公務員試験は万人が平等に受けることができ、最初の窓口が筆記試験であるため

 

面接よりも不確定要素が少ないので採用の可能性が広がるのではないか?と思い来年度の公務員試験を受けることを決意しました。

 

とはいえ、学生生活の授業もあり、卒論を本格的に仕上げたかったため1月まで公務員の試験勉強は全くと言っていいほど行わず。

 

卒業旅行も1月のうちに行き、一人暮らしから実家への引越しも済ませようやく2月から公務員試験の勉強を始めました。

 

勉強には何を使った?

 

大学では英語を専攻しており、公務員試験のメインである法律科目に関する知識はゼロ。

 

この時期から独学で全く知らない分野を勉強するのはまず無理です

 

そこで私はTACの速修コースを履修し、ビデオによる講義を受講しました。

 

ビデオ学習の利点は倍速ができることです。

 

私は1.5倍速から1.7倍速で講義を聴いていました。(2倍速では速すぎて理解が難しかったです)

 

1.5倍速で受講することで90分の講義が60分になり、180分で通常であれば2コマ受けられる講義が3コマ受けることができんです、、、!

 

こうすることで授業を効率よく受けられ、2月の初めから3月の20日頃にはある程度の講義が受講完了。

 

以降の1ヶ月ではひたすら問題集と過去問にて演習を行いました。

 

TACの本校舎には論文や面接対策の講義には参加しましたが、実際の授業にはほとんど出ませんでした。

 

いざ試験へ

 

そして、5月初旬の初めての本試験、東京の特別区の筆記試験を受講。

 

自己採点結果は論文次第という感じでしたが、論文もそれなりに書けたという自信はあったのでおそらく一次通過は確実。

 

次の試験は63週目の国家一般職の試験でした。

 

当時の年度の一般教養部門は数的処理がかなり難しく全く自信が持てず、、

 

なんとか専門分野で取り返すしかない!と思い専門試験にのぞみました。

 

結果は専門の頑張りで1次は通るであろう水準に。

 

そのまま翌週の地方上級試験を受けました。

 

私は兵庫県庁の試験を受けましたが、兵庫県は範囲が手広く自分が勉強した科目だけでは正直解けきれませんでした。

 

しかしその代わりに一つ一つの試験内容が簡単めに作られているため、自分の一般知識で解けるものも数個ありました。

 

手応え的には国家一般職よりはできたかなという感じ。

 

7月の最初には大学職員の試験を受けました。

 

大学職員は一般教養科目のみなので、内容は1番軽かったです。

 

専門科目がないからといって、難易度は他の試験と変わりませんでした。

 

ここで、私の筆記試験は全て終了し、この時点からようやく面接対策を始めました。

 

面接対策は何をした?

 

面接対策で1番活用したのはTACの面接対策本

 

これは過去のTAC生が実際に受けた質問が全て載っています。

 

面接は想定問答がかなり重要なため、これはかなり役立ちました。

 

そのおかげもあり、面接も全て通過。

 

2箇所から内定を頂き他は選考途中で辞退する形になりました。

 

 

公務員試験のメリットって?

そんなこんなで公務員として人生が始まり、楽しく仕事をしていました。

 

そこからの話は本ページでは割愛しますが、結果的に私は公務員になってよかったと思っています。

 

公務員試験は30歳までなら誰でも受けられますし、フリーターや職歴がなくても通るところはあります。

 

面接も民間企業よりも回数が少なく2.3回程度で終わるため負担も少ないです!

 

勉強さえある程度行えば、かなり採用倍率の高い進路であるためチャレンジする価値は大いにあります。

 

以降の記事では、私の経験をもとに短時間で効率的に勉強し合格する方法を紹介していきます。