3ヵ月で公務員試験を合格する方法

2月から公務員試験の勉強を1から始め、計4つの採用試験に合格した筆者が行った筆記、面接対策を紹介します。

公務員試験の面接は意外と堅くない!ラフにのぞむための面接対策

1次試験が一息つき、皆さん自己採点を終えそろそろ面接に向けて対策を始めている時期かと思います。

 

私は、全試験種合わせて計5つの異なる組織にて面接をしましたが、ほぼ全勝でした。(結果を聞く前に辞退した所もありましたが)

 

それは私が特別面接に向いている性格であったわけではありません。以前に民間企業にて就活していた時は何10回と落ちましたので、、

 

その反省を活かし、自分らしさを理解した上で面接に臨んだことが勝因だと思います。

 

何かと精神論になりがちな面接対策ですが、できるだけ論理的で簡潔な対策法を紹介していきます!!

 

 

 

面接対策としてやること

 

「後輩にしたい」と思わせる

全ての就職面接試験において通じる技です。

 

面接官も普段はただのいち職員。どんな若手と一緒に仕事がしたいと思いますか?

 

こいつと仕事がしたいこいつと同じ職場なら楽しそうと思わせるために私がしたことは、

 

面接中に面接官を笑わせるつもりでのぞむことです。

 

あくまで私のやり方で、もちろん人によって合う合わないはあるのでキャラじゃない!と思う人は

 

あなたのキャラを面接中に通してください。

 

私が思う後輩にしたいと思われる職員というのは、「明るく職場を活気付けてくれそうな人」でした。

 

公務員は実際お堅い人ばかりなのでは?と思う方は多いと思いますが

 

まっっっっったくそんなことはありません!!!

 

無駄にかしこまる必要はありません。むしろ公務員だからこそ、自分は真面目というよりおちゃらけているぞ!と

 

アピールする気持ちの方が他と差別化できるかも。

 

例えば、私は趣味を話す時はとびっきり楽しそうに話しました。

 

当時趣味の欄には「化粧品集め、筋トレ」と書いていましたが、

 

ある面接官に「相反する2つが書いてあるようにみえるけど、どっちが本当のあなたなんですか?」と聞かれました。

 

私は「確かに全く違う2つですね(笑)でも自分磨きっていう点では共通してると思います。より良い自分になれるのが楽しいので、両方が本当の私です!」

 

と答えた結果、「なるほど〜!」と面接官もすごく満足げ。

 

このやりとりが面接の最初にあり、この時点で私は勝ったと思いました。笑

 

上のやりとりでもお分かりだと思いますが、私は結構くだけた言葉で受け答えしていたように思います。本当にただの会話をしているような感じ。

 

答えている最中はめちゃくちゃに笑顔で。笑

 

「後輩にしたい」と思わせる最も簡単で有効な手段は愛嬌です。特に女子は。

 

あなたが普段友人と話す時の笑顔で、面接官とも話せば自然と愛嬌は出てくるはずです。

 

ありのままのあなたで「愛嬌のある後輩」感を出せれば、こいつをとりたい!と思わせることができるはず。

 

 

 

自分の武器をひとつ決め軸を作る

 

面接や就活でしょっちゅう聞く言葉、「軸」。

なんやねんと思いますが。

 

なぜ軸が重要かというと、自分をぶれずに一貫性を持たせることができるからです。

 

面接では相手に都合のいいことしか言わないようにするため、全体を通してみれば発言が支離滅裂になってしまいがちです。

 

軸とは、自分の中にある太い幹であり、そこから細い枝をたくさん張り巡らせるイメージです。

 

一見幹から離れ関係ないようにみえる細い枝でも、必ず幹に戻ることができれば一貫性があるということです。

 

私の場合、「国際業務に従事したい」ということが軸でした。

 

実際に海外派遣などができる仕事(国家系の職に多い)ではこの軸はそのまま使えますが、特別区のような区役所あるいは県庁、大学職員ではそういうわけにもいきません。

 

その場合、私は「英語教育に携わりたい」「観光業務を行いたい」などと派生させていました

 

何事も直接的な関わり方をするだけが仕事ではありません。

国民(あるいは県民、市民、区民)のサポートをすることにより自分も国際化の窓口となれている。間接的に世界を広げる一端を担えている。これも国際業務の一種であり、そこに携わることができるならばこんなに嬉しいことはない。

 

こんな風に答えていたような気がします。

 

どんな軸であっても、公務員というのは「きっかけを与える」「国民をサポートする」ことが多い仕事ですのでその橋渡し役になれることが嬉しい、というのはどの場面でも使えそうですね。

 

そして、必ずと言っていいほど聞かれるのが

 

「もし入社したとしても、その業務ができるか分からないが、その場合は耐えられるのか?」です。

 

私は「どんな仕事に当たったとしても人との関わり合いは必ずあるはず。そこでの価値観の交換や対応方法というのは自分がいつか国際業務に携われる時に必ず役に立つものなので、進んでやってみたい」というふうに答えていました。

 

これが1番無難であり被りがちな回答な気がしますが、減点はされない方法でしょう。

 

このように書いていますが、

 

しょーみ面接官はあなたがやりたいことなんてどーでもいいと思います。

あなたが職場で何をやろうが知ったこっちゃないんですから。

 

面接官が見ているのは、

受け答えが論理的であり矛盾点がないか

やりたくない仕事を任された時嫌な顔をしないか

 

など、あくまであなたのやりたいことよりもあなた自身の内面を見ていると考えられます。

 

志望動機ややりたいことなどは、特段の加点は難しい項目なので減点にならないようにだけ注意しておくべきですね。

 

 

 

想定問答を繰り返す

 

本番の面接で何を言われるか?事前に練習を積むことは当たり前ですが最も重要だと思います。

 

質問の仕方や詰め方などは、各自治体によって結構差があります。

しかし、毎年同じようなやり方を通して行っています。

 

そこで、TACでは過去のTAC生による面接の流れ、何を質問されたかなどを全て載せた対策本TAC生に配布しています。

www.tac-school.co.jp

 

TACではどのコースでも面接対策を含んでいますので、

登録さえすれば面接対策本は手に入ります。

 

しかし、面接のみの受講や資料の請求はできないのでご注意ください。

 

対策本には、なんとほぼ全国全自治体分の想定問答があります。

 

これは非常に役に立つました。大体の面接がここに載ってある通り行われ、

 

兵庫県庁が少し圧迫気味であったこともTACの本にて学習済であったため覚悟して行くことができました。

 

本来の自分を発揮できるかどうかは事前の心持ちに左右されるところでもあるので、

 

是非インターネットや予備校の対策本を見て予習をしておきましょう。

 

www.amazon.co.jp

 

個人的に、面接の対策本は「完全攻略法」などとうたってあるやつよりも

実際の流れや想定されることを書いた本がおすすめです。

 

これを言えば必ず受かる!なんてものは存在しないので

 

いかに自分を出せるかということを念頭に置いてください。

 

以上が私が思う最も注意しておくべき面接対策でした。

 

公務員だからといって真面目ぶる必要は決してありません。

自分が真面目だと思う人も無理する必要もありません。

 

実際にグループ面接をした時、他の受験生が堅い受け答えをしている中私はヘラヘラと柔らかめな回答を続けたことがありましたが、

それが結果的に功を奏し面接を突破したこともありました。

もちろん相性があるので、このような奴が苦手な面接官に当たれば落ちていたでしょうが。

 

基本的に明るく話しやすい人が好まれるのがどこの社会でもそうだと思います。公務員も例外ではありません。

 

自分は暗いしコミュ障だしそんな風にはできない、、と思う人!!

 

あなたは友達と話す時もそんな感じですか?

楽しい趣味を話す時も暗いままですか?

 

友達や家族などと話している時のあなたが1番「あなたらしい」あなただと思います。

面接ではその自分にそのままなれるように、近づけるように練習を通して工夫をすることが大事です。